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北●磨(きたはりま) ※●は「石」の右に「番」
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北●磨(きたはりま) ※●は「石」の右に「番」

 入門から丸20年となった大相撲春場所で4勝3敗。東幕下40枚目の北●磨が3場所ぶりの勝ち越しを飾った。兵庫県たつの市出身の35歳は「前に出る相撲が増えてきた」と、ベテランながら進化の手応えを口にする。

 最高位は東前頭15枚目の元幕内だ。突き押しを武器に長く角界で活躍しているが、20年の秋場所を最後に十両から遠ざかる。求めたのが「違う相撲」だった。

 「相手への密着。中に入っていく」。ただし、体重125キロと大相撲では小柄なため、まわしは取らずに速攻勝負。その新スタイルが形になり始めたのが、2年ぶりに大阪で開かれた今場所だった。

 所属の山響部屋には自身の入門後に生まれた茂司ら播磨出身の若手力士が多く在籍し、「今やっていることを見てもらえれば」と後進に目を配る。一方で、同学年の妙義龍(同県高砂市出身)が幕内で活躍を続け、「まずは(十両復帰)」と再昇進への情熱は衰えていない。(有島弘記)

※●は「石」の右に「番」

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