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ヴィッセル神戸のエンブレム
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ヴィッセル神戸のエンブレム
ミゲルアンヘル・ロティーナ氏=2018年7月
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ミゲルアンヘル・ロティーナ氏=2018年7月

 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は15日から東地区1次リーグが5組に分かれて始まり、日本から神戸、川崎、浦和、横浜Mの4クラブが出場する。タイ(F、J組)ベトナム(H組)マレーシア(I組)での集中開催で、2週間あまりで最大6試合を行う厳しい日程。各組1位と、2位のうち成績上位3チームが決勝トーナメントに進む。

 2年ぶりの出場となるJ組の神戸はJ1で開幕10戦未勝利と苦しむ。イニエスタ、大迫ら力のあるベテランを擁するだけに、先日就任したロティーナ監督が復調させられるか。上海海港(中国)の棄権により、チェンライ(タイ)、傑志(香港)との3チームで争う。戦力では頭一つ抜けているだけに、戦術の浸透を図りながら、きっちりと突破を決めたい。初戦は19日の傑志戦。

 J1を2連覇し、アジア初制覇を目指す川崎は昨季の決勝トーナメント1回戦でPK戦の末に屈した蔚山(ウルサン、韓国)と同じI組。今季の川崎は昨季より失点が目立ち、DF谷口らの奮闘に期待が懸かる。蔚山は横浜Mから移籍したMF天野や元浦和のFWレオナルドが要注意だ。

 5季ぶり3度目の優勝を狙うF組の浦和はオランダ人FWシャルクを加え、攻めの選択肢が増えた。中国勢は若手主体の可能性が中国メディアで報じられ、大邱(テグ、韓国)が最大のライバルか。

 H組の横浜Mはエウベルや仲川ら豊富なサイドアタッカー陣が攻撃の鍵を握る。韓国Kリーグを5連覇し、日本人アタッカー邦本もいる全北(チョンブク)が手ごわい。

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