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INAC神戸の星川敬監督
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INAC神戸の星川敬監督
INAC神戸を初代WEリーグ王者に導いた星川敬監督=相模原ギオンスタジアム(撮影・中西幸大)
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INAC神戸を初代WEリーグ王者に導いた星川敬監督=相模原ギオンスタジアム(撮影・中西幸大)

 サッカー女子、Yogibo WEリーグでINAC神戸を初代女王に導き、今季限りでの退任を発表していた星川敬監督(45)が26日、オンライン会見に臨んだ。休む間もなく新天地に選んだのは、Jリーグ3部(J3)で現在最下位18位に沈むYS横浜。「出会いがあれば別れもある。WEリーグ初代チャンピオンという目標を達成でき、次は違う目標へ向かいたい」と話した。

 星川監督は2011、12年にINAC神戸を無敗でなでしこリーグ2連覇へと導き、欧州で指導者経験を積んだ後、昨年2月に監督に復帰。今季は序盤からWEリーグ首位を独走し、16勝2分け2敗(勝ち点50)の好成績で栄冠に輝いた。

 可能性を引き出す起用法は、選手から厚い信頼を集めた。複数ポジションを任せたMF伊藤美紀が才能を開花させ、MF成宮唯は念願の女子日本代表「なでしこジャパン」入りを果たした。

 今月22日のリーグを前に選手たちに退任を伝えると、「辞めないでほしい」と引き留めの声も出たという。熱き指揮官は「想像していなかった反応。一緒に戦ってきたという気持ちはこれまでもあったが、やってきてよかった」としみじみ振り返った。

 「J(リーグ)は一度やってみたい舞台だった」と選んだYS横浜での監督就任。新天地では28日から指揮を執る予定で、「Jでは新人監督」としながらも「女子サッカーで学んだものを生かし、選手が輝けるよう自分の色を出していけたら」と意気込んだ。(長江優咲)

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