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ヴィッセル神戸のエンブレム
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 サッカーJリーグ1部(J1)ヴィッセル神戸は29日、オンライン会見を開き、ミゲルアンヘル・ロティーナ監督の解任と通算3度目となる吉田孝行新監督の就任について説明した。出席したのは千布勇気社長、徳山大樹副社長、永井秀樹スポーツダイレクター(SD)の3人。主なやりとりは次の通り。

 冒頭、千布社長があいさつした。

 「苦境を乗り越えるため、ロティーナ氏が築いてくれた守備を継続し、よりアグレッシブなサッカーを展開してJ1残留を是が非でもつかみとるため、今回このような決断をした。吉田氏は現在のチーム状況、選手の特徴も良く知っている人物。この窮地を救うために力を貸していただくことになった」

 -吉田新監督は暫定ではなく、シーズン終了までという解釈でいいのか。

 千布社長「その解釈で間違いない。J1残留という、今の状況を考えると奇跡に近いところかもしれないが、チーム一丸で戦って参りたい」

 -守備を改善するためにロティーナさんを招へいした。ゴールに行けない状況は、招へいした段階である程度分かっていたのではないか。

 永井SD「元々、ヴィッセル神戸の強みは攻撃にある。その中でもう一度、守備をしっかり再構築し、元々のクオリティーを出す狙いがあった。ロティーナさんは短い期間で守備の構築をよくやっていただいた。しかし、守備に重きが行き過ぎるところを感じ、われわれ強化と監督、ヘッドコーチで、『もう少し攻撃の改善をお願いしたい』と話し合っていた」

 -続投という判断は難しかったのか。

 永井SD「協議を重ねた上での決断です。ロティーナさんを継続し、攻撃のところの改善をお願いしてやっていく選択肢はあったが、やはり、一つも落とせない状況で最善を探った」

 -クラブはこれまでも監督交代を繰り返してきた。戦術的には一人の監督が長い時間をかけて積み上げていくことが望ましいが、今回できなかった。どう受け止めるのか。

 永井SD「ヴィッセル神戸がビッククラブであるがゆえに、より結果にフォーカスしないといけないとすごく感じる。時間をかけて(戦術と結果の)二つのことを進めることは理想ではあるが、やはりクラブの大きさを考えるとより結果になる」

 -現状もしJ2降格が迫ってなければ、判断は違ったのか。

 永井SD「また違った選択肢があったと思う」

 -ACLを含めて四つの大会が残っているが、リーグ残留が一番の目標か。

 永井SD「一番はJ1残留。そこが一番大きなところ。ACLはもちろん可能性がある限り、一番上を目指して戦っていくスタンス」

 -今後の戦力補強は?

 永井SD「チームに必要なパーツを考えていく中で、補強はしっかり考えて進めたい。まもなく、新しい発表ができると思う」

 -今回の監督交代が5年間で8回目。ほかのJ1クラブと比較すると、大きな数字。この繰り返しはなぜか。

 千布社長「さきほど永井からありましたように、ヴィッセル神戸はビッククラブ、アジアナンバーワンという目標があり、結果を常に求めるチャレンジングなクラブ。中長期な成長はもちろん必要だが、結果を求めたい。結果論として、このような交代回数になっているが、とにかく結果と成長を両立して追ったことが、このような形になっている」

 「中長期な成長では若手、アカデミー。ユース世代の育成についてさらに力を入れていく必要がある。自分のクラブから優秀な若手を輩出していくことが、中長期な成長として取り組むべき課題だと認識している」

 -吉田監督の就任までのやりとりは?

 千布社長「ロティーナさんで結果を考えていたので、ずっと話していたということは全くない。J1に残留するには1試合も無駄にできない現状を鑑みて、急きょ。継続する手ももちろん考えたが、熟慮を重ねた結果、吉田新監督を招へいすることになった」

 -今季、暫定監督を務めたリュイスさんに託す考えはなかったのか。断られたのか。

 千布社長「もちろん選択肢の一人ではあったのは間違いないが、熟慮の結果、吉田監督に決めた」

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