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現役ラストシーズン初戦で男子SPの演技に臨む山隈太一朗
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現役ラストシーズン初戦で男子SPの演技に臨む山隈太一朗

 フィギュアスケートのげんさんサマーカップ第1日は11日、滋賀県立アイスアリーナで行われ、男子ショートプログラム(SP)で山隈太一朗(明大、芦屋国際中教校出身)は66・58で4位だった。

 今季限りで引退する山隈は、ジャンプ後半にミスがあったものの情熱的な演技で観客を引き込んだ。SPを4位発進し、「体がエネルギッシュで曲のテンポより速く動いてしまった。それを課題として認識できたのも収穫」とうなずいた。

 芦屋国際中教校時代に全国中学校大会を制し、18歳で初出場した全日本選手権で10位に入った。明大進学後は苦しみ、21位と低迷した昨季の全日本後、大学卒業の来春で競技生活に区切りをつけることを決めたという。

 ラストシーズンと決めたからこそ、「『一片の悔いなし』と言えるように過ごしたい」とオフから体をつくり、初戦のこの日も冒頭のトリプルアクセル(3回転半)を鮮やかに決めた。「ラストということを忘れてのめり込んでもらえるような、完成した作品を一つでも多く見せたい」と誓った。(山本哲志)

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