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陸上女子3000メートルで非公認ながら自身の持つ日本記録を上回る8分40秒02をたたき出した田中希実
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陸上女子3000メートルで非公認ながら自身の持つ日本記録を上回る8分40秒02をたたき出した田中希実

 陸上中距離のミドルディスタンス・サーキット最終戦となる兵庫大会が15日、神戸市須磨区のユニバー記念競技場であり、今夏の世界選手権代表の田中希実(豊田自動織機、西脇工高出身)が、非公認の女子3000メートルで自身が持つ日本記録(8分40秒84)を上回る8分40秒02をマークした。田中は「次につながる手応えを持てた」とほっとした表情で振り返った。

 今季は「自分を超えられたと思えることがなかった」と話し、大会側に相談して日本記録への挑戦が実現。西脇工高の先輩・加藤淳(住友電工)ら男子をペースメーカーに、1人だけのレースに挑んだ。

 1000メートル、2000メートルのラップは想定通りで通過。ただ、「余裕がなかった」と最終的に目標の8分40秒切りはならなかった。それでも過去の自分超えは果たし、「チャレンジすることに意味があった」と納得した様子。約1時間後には大会のメインレースである1000メートルで優勝した。

 今季のトラックレースはこれで一区切り。来季へ「海外の選手に一歩引いてしまうことが多かった。室内レースの2月からしっかりスピードを入れていきたい」と展望を描いた。(今福寛子)

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