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岡崎慎司
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岡崎慎司
FCバサラ兵庫が本拠地に予定する明石公園陸上競技場きしろスタジアム=明石市
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FCバサラ兵庫が本拠地に予定する明石公園陸上競技場きしろスタジアム=明石市

 サッカー元日本代表FW岡崎慎司(シントトロイデン、兵庫県宝塚市出身)が理事を務める一般社団法人マイスター(神戸市西区)が来季、Jリーグ1部から数えて5部相当の関西リーグ1部に参入することが11日、分かった。来季の1部昇格を決めた「FC EASY(イージー)02」(同県明石市)との間でチーム譲渡契約を結び、法人が持つ育成チームと同じ「FCバサラ兵庫」に改称。将来のJリーグ入会を目指す。

 法人は、岡崎ら滝川第二高サッカー部の卒業生を中心に15歳以下のチームなどを運営する。社会人部門の発足を検討していた3月、同高OBがコーチを務めるFC EASYから譲渡の相談を受け、交渉を進めていた。

 今季のFC EASYは15勝3敗の勝ち点45で関西2部を制した。元J1神戸のFW土井良太、2部得点王に輝いたFW築山隼らFC淡路島(現FCAWJ)からの移籍組が活躍した。

 ホームタウンは引き続き明石市とし、県立明石公園内の「きしろスタジアム」を本拠地にする予定。練習拠点は、法人が開設した環境配慮型グラウンド「バサラヴィレッジグリーン」(神戸市西区)を使う。選手はアマチュア契約のため、勤務先としてスポンサー企業を紹介する。

 また、欧州クラブとの連携を推進する。ドイツ6部リーグには岡崎が設立に関わり、滝川第二高OBが会長兼監督を務めるFCバサラマインツがある。ルートを生かし、日本人選手の往来など強化を図っていく。

 関係者によると、岡崎自身は海外挑戦を続ける意向だが、将来的な加入を見越し、「JFL(日本フットボールリーグ)には上がっていてほしい」と希望。関西1部より一つ上のカテゴリーへの昇格が、当面の目標となる。(有島弘記)

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