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甲子園ボウルに向け、練習に熱が入るDLトゥロター(手前右)ら関学大の選手たち
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甲子園ボウルに向け、練習に熱が入るDLトゥロター(手前右)ら関学大の選手たち

 アメリカンフットボールの全日本大学選手権決勝、第77回甲子園ボウル(18日・甲子園球場)は5年連続33度目の優勝を目指す関学大(関西代表)と、初優勝を狙う早大(関東代表)が顔を合わせる。関学大は15日、兵庫県西宮市の同球場で練習を公開。「4タッチダウン(TD)、完封」を目標に掲げる選手たちは、引き締まった表情で芝の感触や連係を確認した。

 関学大は7年連続56度目の出場で、大会タイ記録となる5連覇が懸かる。甲子園ボウルで両校が対戦するのは3年ぶり4度目。過去3戦は関学大に軍配が上がっている。

 今季の関学大は安定した守備力を武器に関西の頂点をつかんだ。188センチ、97キロの屈強な体を張り、リーグ戦で最多4度のパスサックを記録した3年生DLトゥロターは関西学生リーグの最優秀選手に輝き、大舞台でも「ビッグプレーを狙う」と気合十分だ。

 対する早大は変則的な守備隊形が特徴。関学大はWR糸川やRB前島ら実力派がそろうだけに、OLの対応力が鍵を握りそうだ。

 リーグ戦よりも3分ずつ長い15分クオーターで戦う今回は4TDが目標。気合の丸刈り姿で汗を流した3年生QB鎌田は「しっかりパスを通し、リズムのいい攻撃を」と力を込め、OL占部主将は「やりたいことをやりきって日本一になる」と宣言した。(長江優咲)

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