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ヴィッセル神戸の吉田孝行監督=8月18日、埼玉スタジアム
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ヴィッセル神戸の吉田孝行監督=8月18日、埼玉スタジアム
吉田孝行監督
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吉田孝行監督

 厳しいJ1残留争いを強いられ今季を13位で終えたヴィッセル神戸が、吉田孝行監督(45)の続投を決め、クラブ史上最も早い来年1月6日に始動することが23日までに分かった。来季は万全の準備で開幕を迎え、巻き返しを期す。

 今年は阪神・淡路大震災から27年の1月17日に、震災の犠牲者に黙とうをささげた後、初練習を行った。神戸は1995年、創設後の初練習を予定していた日に被災した歴史を持つクラブ。2年目以降も1月中旬から下旬にかけての始動がほとんどだ。これまで最も早かったのは、J2に降格した2006年の9日で、次いで同じくJ2で戦った13年の10日だった。

 今季の神戸は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて沖縄キャンプを中止。和歌山と練習拠点のいぶきの森球技場(神戸市西区)でキャンプを行ったが、序盤にMFサンペールやFW武藤嘉紀ら主力にけが人が相次ぎ、クラブワーストの開幕11戦未勝利と苦しんだ。

 3度監督交代を繰り返し、6月末に吉田監督が就任後はチーム状態が上向いた。けがから復帰したFW大迫勇也や夏の補強組が活躍し、14年ぶりの同一シーズン5連勝などでJ1残留を決めた。

 来季は時間をかけてじっくりと状態を上げ、開幕に合わせる狙いとみられる。また、今季はワールドカップ(W杯)カタール大会の影響で例年より約1カ月早い11月5日に最終節があり、オフが長くなったことも考慮したようだ。

 来季に向けては他クラブも始動を早めている。J1は来年2月17日の川崎フロンターレ-横浜F・マリノス戦で開幕し、神戸はホームでアビスパ福岡と対戦する。

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