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現役引退会見に臨む神戸の槙野智章=26日午後、神戸市兵庫区御崎町1、ノエビアスタジアム神戸
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現役引退会見に臨む神戸の槙野智章=26日午後、神戸市兵庫区御崎町1、ノエビアスタジアム神戸
現役引退会見に臨む槙野智章=26日午後、神戸市兵庫区御崎町1、ノエビアスタジアム神戸(撮影・中西幸大)
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現役引退会見に臨む槙野智章=26日午後、神戸市兵庫区御崎町1、ノエビアスタジアム神戸(撮影・中西幸大)
袖を通した歴代のユニホームと一緒に記念撮影する槙野智章=26日午後、神戸市兵庫区御崎町1、ノエビアスタジアム神戸(撮影・中西幸大)
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袖を通した歴代のユニホームと一緒に記念撮影する槙野智章=26日午後、神戸市兵庫区御崎町1、ノエビアスタジアム神戸(撮影・中西幸大)
現役引退会見で、知人からのメッセージ動画に涙する槙野智章=26日午後、神戸市兵庫区御崎町1、ノエビアスタジアム神戸(撮影・中西幸大)
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現役引退会見で、知人からのメッセージ動画に涙する槙野智章=26日午後、神戸市兵庫区御崎町1、ノエビアスタジアム神戸(撮影・中西幸大)
現役引退会見で妻の高梨臨さんから花束を受け取って驚く槙野智章=26日午後、神戸市兵庫区御崎町1、ノエビアスタジアム神戸(撮影・中西幸大)
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現役引退会見で妻の高梨臨さんから花束を受け取って驚く槙野智章=26日午後、神戸市兵庫区御崎町1、ノエビアスタジアム神戸(撮影・中西幸大)

 プレゼンあり、サプライズありの、まさに「槙野劇場」だった。今季限りで現役を引退するサッカー元日本代表DF槙野智章(35)が26日、神戸市兵庫区のノエビアスタジアム神戸で記者会見を開き、「選手たちを最高に輝かせられる監督になりたい」と指導者を目指すことを宣言した。

 故郷の広島で始まり、ドイツ1部のケルン、浦和を経て、今季の神戸まで17年間のプロ生活だった。1対1の強さや果敢な攻撃参加が持ち味。今季序盤の古巣浦和戦では劇的な同点ゴールを決めたが、5月にけがをしてからは「納得いくパフォーマンスを出せなかった」。夏ごろには本格的に引退を考え始めたという。

 神戸では残留争いに身を置き、「こんなに苦しくつらい一年を過ごしたことはなかった」と振り返る一方、「良くないところを経験できたことも財産」と糧にする。神戸サポーターに「強くなるためにはチームにプレッシャーをかける雰囲気も必要かもしれない。ただ、最後まで諦めずに後押ししてくれた力は大きかった」と感謝した。

 現役生活を「Jリーグで優勝できなかったことだけが心残り」としながらも、その目は既に次のステージへ。理想の監督像や、ワールドカップ(W杯)カタール大会で感じたメディアの力などを、映像を使って熱弁。「W杯の注目をJリーグにもっていきたい」と語った。最後は、サプライズ登場した妻で俳優の高梨臨さん(34)からピッチで花束を受け取った。

 【まきの・ともあき】広島市出身。広島ユースから2006年にトップチーム昇格。ドイツ1部リーグのケルンを経て、12年から浦和でプレーし、17年のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)制覇などに貢献。22年に神戸入りした。1対1に強いセンターバックで、J1通算415試合出場。高い得点力を誇り、セットプレーや果敢な攻め上がりなどから46得点を挙げた。神戸では右脚の肉離れもあり、リーグ戦は16試合出場1得点にとどまったが「サッカー界のお祭り男」らしく低迷するチームを持ち前の明るさで鼓舞した。18年のワールドカップ(W杯)ロシア大会に出場するなど、日本代表として通算38試合出場4得点。今年のW杯カタール大会では現地解説を務めて本田圭佑との掛け合いが注目された。

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