兵庫陸上競技協会は２６日、来年の全国都道府県対抗女子駅伝（１月１５日・たけびしスタジアム京都発着＝９区間４２・１９５キロ）、同男子駅伝（１月２２日・広島市平和記念公園前発着＝７区間４８キロ）の兵庫選手団（榎本隆夫団長＝小野高教）を発表した。

　前回４位で１０大会連続入賞している女子は、今夏の世界選手権で３種目に出場した田中希実（豊田自動織機、西脇工高出身）が参戦。パリ五輪のマラソン代表選考会「グランドチャンピオンシップ（ＭＧＣ）」の出場権を獲得している太田琴菜（日本郵政グループ、須磨学園高出身）のほか、石松愛朱加（名城大、須磨学園高出身）も名を連ねた。

　高校生は全国高校駅伝に出場した西脇工高から飯塚菜月ら３人が入り、中学生は県中学駅伝１区区間賞の池野絵莉（太山寺中）らが選ばれた。

　前回開催の２０２０年大会で２位になった男子は、正月の東京箱根間往復大学駅伝にエントリーされている藤本珠輝（日体大、西脇工高出身）と目片将大（青学大、須磨学園高出身）が参加。唯一の社会人として西川雄一朗（住友電工）が入った。

　高校生は県高校駅伝１区で競り合った西脇工高の長嶋幸宝と報徳高の前田和摩がメンバー入り。また新妻玲旺（西脇工高）と双子の弟、新妻遼己、昂己（いずれも平岡中）がそろって選出された。

　【男子】監督　山口哲（須磨学園高教）▽コーチ　家谷和男（山陽特殊製鋼）尾田雅俊（稲美北中教）

　▽選手　西川雄一朗（住友電工）藤本珠輝（日体大）目片将大（青学大）長嶋幸宝、新妻玲旺、稲見峻（以上西脇工高）前田和摩（報徳高）熊井渓人（須磨学園高）新妻遼己、新妻昂己（以上平岡中）梅田大陸（大原中）足立昌汰（増位中）

　【女子】監督　浜本憲秀（須磨学園高教）▽コーチ　渋谷優美（三木東中教）毛利忠臣（神吉中教）

　▽選手　田中希実（豊田自動織機）太田琴菜（日本郵政グループ）酒井想（シスメックス）永長里緒（大院大）石松愛朱加（名城大）飯塚菜月、塩崎彩理、吉田優音（以上西脇工高）生田翠、田村優芽（以上須磨学園高）池野絵莉（太山寺中）種知里（東光中）藤田莉沙（赤穂西中）稲岡咲羽（荒井中）