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1998年4月、W杯初出場を果たす日本について話すペレさん=東京都内のホテル
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1998年4月、W杯初出場を果たす日本について話すペレさん=東京都内のホテル
1976年9月、全日本選抜と対戦し、ゴール前に突進するニューヨーク・コスモスのペレさん(右)=神戸市立中央球技場
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1976年9月、全日本選抜と対戦し、ゴール前に突進するニューヨーク・コスモスのペレさん(右)=神戸市立中央球技場
1975年当時の神戸市立中央球技場。1年後、ペレさんに「東洋一の芝生」と絶賛された=1975年10月8日
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1975年当時の神戸市立中央球技場。1年後、ペレさんに「東洋一の芝生」と絶賛された=1975年10月8日

 29日に82歳で死去した「サッカーの王様」ペレさんは親日家で選手として4度来日し、6試合に出場。神戸でもその雄姿を披露した。

 1976年9月23日、神戸市立中央球技場。現在のノエビアスタジアム神戸がある場所で、36歳のペレさんはニューヨーク・コスモス(米国)の一員として全日本選抜との国際親善試合に出場し、ピッチを駆けた。試合は0-0に終わった。

 元日本代表FWでヴィッセル神戸のレジェンド、永島昭浩さん(58)は2001年11月の本紙「随想」で「現役当時の“神様”ペレがここでプレーしたのを観客席から応援したこともある。ゲーム後のインタビューでペレが『東洋で一番の芝だ』と評したのを聞いて、心から嬉しかったものだ」と当時を振り返っている。

 現役最年長のサッカージャーナリスト、賀川浩さん(98)=神戸市東灘区=はかつて「一つ一つのプレーが芸術のよう。ひらめいて出るプレーがすごい」と、背番号10の圧倒的な存在感に魅了されたと語っている。

 史上最高のサッカー選手は誰かを巡って、よくペレさんと比較されたアルゼンチンの英雄ディエゴ・マラドーナさんも、母国のボカ・ジュニアーズの一員として21歳の時に神戸市立中央球技場で日本代表と戦い、2得点を挙げて3-2の逆転勝ちに貢献した。

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