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初場所で綱とりの期待がかかる大関貴景勝(左)=11月14日、福岡国際センター
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初場所で綱とりの期待がかかる大関貴景勝(左)=11月14日、福岡国際センター

 大関貴景勝(兵庫県芦屋市出身)にとって、大相撲初場所(8日初日・両国国技館)は土俵人生の大きな節目になるかもしれない。横綱審議委員会が「相当の成績で優勝」を条件に、場所後の横綱昇進について可能性を示唆したからだ。綱とり初挑戦の2021年初場所では負け越しており、新春に夢を形にできるか。

 現在26歳の貴景勝は19年春、初土俵から所要28場所で大関に。年6場所制となった1958年以降6番目のスピード出世で、兵庫県出身の大関誕生は39年ぶりの快挙だった。

 横綱昇進の条件は2場所連続優勝か、それに準じる成績とされる。貴景勝は昨年11月の九州場所で賜杯こそ手にできなかったが、12勝3敗で優勝決定戦まで持ち込んだ。

 前回の綱とりは初日から4連敗。左足首も痛めて途中休場を余儀なくされ、かど番に転落した。

 直近の貴景勝は首に古傷を抱えるも、3場所連続で2桁勝利を挙げている。今回の2度目の挑戦で第74代横綱の誕生となれば、兵庫県出身では110年ぶりの偉業。魚崎村(現神戸市東灘区)出身で1913(大正2)年に昇進した第23代、大木戸以来2人目となる。

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