Ｊ１神戸は１０日、沖縄県西原町の西原町民陸上競技場でトレーニングキャンプをスタートさせた。昨季は沖縄での新型コロナウイルス感染拡大を受けてキャンプ地を和歌山と神戸に移しており、沖縄開催は２年ぶり。

　チームは早朝に神戸空港から沖縄入りし、軽めの練習メニューをこなした。６日の始動後も家庭の事情で不在だった元スペイン代表ＭＦイニエスタ、８日にポルトガル１部ポルティモネンセからの期限付き移籍が発表された元Ｇ大阪ＦＷ川崎もこの日から合流した。

　２１歳の川崎は「得意なポジションはトップ下とサイド。前ならどこでもやれる自信がある。早くチームになじんで自分の良さをチームにもたらしたい」などとクラブを通じて意気込みを語った。

　２３～２９日は同県恩納村の赤間総合運動公園で２次キャンプを行う。沖縄キャンプ中は１３、２０、２７日の午前練習のみ、報道陣や一般に公開する。