スポーツ

  • 印刷
兵庫2区の石松愛朱加(左)の体をほぐす田中希実=京都市内
拡大
兵庫2区の石松愛朱加(左)の体をほぐす田中希実=京都市内
兵庫の1区永長里緒(右)からたすきを受け走り出す2区石松愛朱加=15日午後、京都市北区
拡大
兵庫の1区永長里緒(右)からたすきを受け走り出す2区石松愛朱加=15日午後、京都市北区
兵庫の5区大西文香(左)からたすきを受け取り走り出す6区塩崎彩理(左から2人目)=京都市内
拡大
兵庫の5区大西文香(左)からたすきを受け取り走り出す6区塩崎彩理(左から2人目)=京都市内

 たすきを受けたのは入賞ラインと1分10秒差の13位。兵庫のアンカー太田はがむしゃらに攻めた。「10キロあることは考えず最初からいく」。すぐに1人を追い抜き、中間点の前でもう1人。残り2キロ付近で9位に浮上し、8位の背中もとらえた。だが、さすがに離れ過ぎていた。「追い切れなかったのが心残り」。連続入賞は10で途切れた。

 「ベストな状態でスタートさせられなかった」と浜本監督。エース田中希実(豊田自動織機、西脇工高出身)ら2人の欠場で、区間配置を変更した影響は大きかった。

 田中が予定していた2区を任されたのは、当初4区だった石松。付き添った田中から「楽しんで」と送り出されたものの、「コースをつかめていなかった」と振り返る。昨年6区区間賞と都大路の経験は豊富だが、スピード区間でリズムに乗れない。思ったほど差を詰められなかった。

 直前にメンバー変更で入った大西は、得意ではない上りが多い5区への配置となり、「対応できなかった」と自分らしさを発揮できず。踏ん張りどころの中盤区間で苦戦し、結局一度も8位以内に顔を出すことができなかった。

 長く安定した力を発揮してきた兵庫。ナンバーカード「28」を背負うことは選手の誇りだ。6区区間16位タイに終わった塩崎は「ユニホームは憧れ。だから、この順位は恥ずかしい」。そしてこう続けた。「来年も絶対メンバー入りをつかみたい」。この悔しさが兵庫の新たな歴史を築く糧になる。

スポーツ
スポーツの最新
もっと見る
 

天気(10月19日)

  • 24℃
  • 21℃
  • 30%

  • 22℃
  • 17℃
  • 80%

  • 24℃
  • 20℃
  • 30%

  • 23℃
  • 20℃
  • 30%

お知らせ