スポーツ

  • 印刷
「感じた恐怖は一生忘れない」。震災の記憶を胸に黙とうするJ1神戸の吉田孝行監督=沖縄県西原町、西原町民陸上競技場ⓒVISSEL KOBE
拡大
「感じた恐怖は一生忘れない」。震災の記憶を胸に黙とうするJ1神戸の吉田孝行監督=沖縄県西原町、西原町民陸上競技場ⓒVISSEL KOBE
28年前の震災に思いを寄せて黙とうするJ1神戸のイニエスタ=沖縄県西原町、西原町民陸上競技場ⓒVISSEL KOBE
拡大
28年前の震災に思いを寄せて黙とうするJ1神戸のイニエスタ=沖縄県西原町、西原町民陸上競技場ⓒVISSEL KOBE

 阪神・淡路大震災から28年となった17日、J1神戸は沖縄キャンプでのトレーニング前に選手やスタッフが黙とうをささげた。

 1995年1月17日は、発足間もないチームの初練習が予定されていた。街の復興とともに歩んできた神戸にとって、原点を見つめる日でもある。現役選手のほとんどは震災を直接知らないが、当時滝川第二高3年だった吉田孝行監督は、帰省中の川西市の自宅で被災した。

 登校しようと顔を洗っているとき、「飛ばされるような揺れ」を経験したといい、「あのとき感じた恐怖や目にした光景は一生忘れない」とコメント。2015年には震災20年慈善試合の発起人になるなど震災への思い入れは強く、「クラブにとっても本当に忘れてはいけない日。僕らは生きていることの喜びを感じないといけない」と誓う。

 下部組織の選手たちは、三宮・東遊園地で追悼行事「1・17のつどい」に毎年参加している。神戸ユース出身のDF山川哲史は「被災された方の気持ちを、これからも僕たち世代がつないでいく必要がある」と心に刻んだ。

【特集ページ】阪神・淡路大震災

スポーツヴィッセル震災28年
スポーツの最新
もっと見る
 

天気(10月7日)

  • 28℃
  • 22℃
  • 20%

  • 29℃
  • 19℃
  • 20%

  • 28℃
  • 22℃
  • 20%

  • 28℃
  • 21℃
  • 10%

お知らせ