兵庫県教育委員会は２日、２０２２年度県スポーツ優秀選手賞として金、銀のメダルを贈る計３５３人を発表した。金は北京冬季五輪・同パラリンピック出場者と国際大会３位以内の選手および全国大会優勝者で、銀は国際大会４～８位と全国大会準優勝者。それぞれの栄誉と健闘をたたえる。

　金個人は１０４人。北京五輪女子フィギュアスケート銅メダルの坂本花織（シスメックス、神院大）、水泳の世界選手権男子高飛び込みで日本勢初の銀メダルを獲得した玉井陸斗（ＪＳＳ宝塚、須磨学園高）らを表彰する。パラ選手も多く受賞し、北京パラに出場したアルペンスキーの神山則子（テス・エンジニアリング）、スノーボードの田渕伸司（和田山特別支援学校職）ら２５人が名を連ねた。

　金団体は、全国中学校駅伝で２連覇を飾った稲美中、アメリカンフットボールの全日本大学選手権（甲子園ボウル）で過去最多に並ぶ５連覇を果たした関学大のメンバーら１０４人が輝いた。