スポーツ

  • 印刷
男子1区区間賞に輝いた西宮市の前田和摩(左)からたすきを受ける2区西村稜太=加古川市の加古川河川敷マラソンコース
男子1区区間賞に輝いた西宮市の前田和摩(左)からたすきを受ける2区西村稜太=加古川市の加古川河川敷マラソンコース

 男子・兵庫県西宮市の1区前田(報徳高)はどこまでも冷静だった。いつもなら早々と先頭に立ってレースを引っ張るが、「勝負に徹した」とあえて集団の2、3番手をキープ。「駅伝は『流れ』なので」。全国都道府県対抗駅伝で活躍した長距離ランナーはラスト2キロでロングスパートを仕掛けると、言葉通り区間賞をさらって優勝への道筋を示した。

 1区を終えてライバル加古川市との差は1分14秒。前田がもたらした貯金は後続の選手に刺激を与えた。一度は2位に後退したが、2002年の全国高校駅伝で西脇工優勝メンバーの晃二さんを父に持つ3区稲垣(上甲子園中)が「先頭の方が気持ちいい」と鮮やかに前へ出て、4区守屋(関学大)も「中高生が頑張ってくれた」と区間2位でつなぐ。貯金を大切に切り崩しながら、最後は12秒差で逃げ切った。

この記事は会員限定会員限定です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。

スポーツ
スポーツの最新
もっと見る
 

天気(10月27日)

  • 23℃
  • ---℃
  • 10%

  • 20℃
  • ---℃
  • 50%

  • 23℃
  • ---℃
  • 10%

  • 23℃
  • ---℃
  • 20%

お知らせ