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会見で今後の目標を語る田中希実=3日午前、東京都千代田区神田神保町1
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会見で今後の目標を語る田中希実=3日午前、東京都千代田区神田神保町1
兵庫リレーカーニバル女子グランプリ1500メートル決勝を走る田中希実=2022年4月、ユニバー記念競技場
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兵庫リレーカーニバル女子グランプリ1500メートル決勝を走る田中希実=2022年4月、ユニバー記念競技場
兵庫リレーカーニバル女子グランプリ1万メートル決勝を走る田中希実(左)=2022年4月、ユニバー記念競技場
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兵庫リレーカーニバル女子グランプリ1万メートル決勝を走る田中希実(左)=2022年4月、ユニバー記念競技場
ニューバランスのシューズを手に、笑顔で写真撮影に応じる田中希実=3日午前、東京都千代田区
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ニューバランスのシューズを手に、笑顔で写真撮影に応じる田中希実=3日午前、東京都千代田区

 2021年の東京五輪陸上女子1500メートルで日本人初の8位入賞を果たした田中希実(23)=西脇工高出身=が3日、新たにスポーツ用品メーカー「ニューバランス」に所属し、プロへ転向すると発表した。東京都内で会見し、「世界のトップで戦いたい。努力する中で、いろんな人や社会に影響を与えられる選手になりたい」と新天地での決意を語った。

 兵庫県小野市出身の田中は、1000メートルと1500メートル、3000メートルの日本記録を持つ。東京五輪では1500メートルと5000メートルに出場し、1500メートル準決勝で3分59秒19の日本新記録を樹立。昨夏の世界選手権では、800メートルも含め3種目に挑んだ。今年3月末で実業団の豊田自動織機を退社していた。

 プロ転向の経緯について「がむしゃらさやハングリー精神が失われてきているように感じていた」と明かし、「積み重なった自分自身へのフラストレーションが爆発した」と表現。世界を舞台に戦うために「より強い思いと確かな取り組み、そこに対するプロ意識が必要」と決断したという。

 今後、国内では地元・兵庫を拠点とし、海外でのトレーニングも増やしたい考え。「これまでの自分や多くの方の思いに報いられるよう、より飛躍した成績を残したい」と力を込めた。(長江優咲)

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