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夏の全国高校総体では無差別級の日本一を狙う岡本=西宮市の報徳高
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夏の全国高校総体では無差別級の日本一を狙う岡本=西宮市の報徳高
全国高校選抜大会を制し、金メダルを首にかけた岡本=3月19日、高知県立春野総合運動公園(提供・報徳高相撲部)
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全国高校選抜大会を制し、金メダルを首にかけた岡本=3月19日、高知県立春野総合運動公園(提供・報徳高相撲部)
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夏の全国高校総体では無差別級の日本一を狙う岡本=西宮市の報徳高
全国高校総体では無差別級で日本一を狙う岡本塁=西宮市の報徳高
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全国高校総体では無差別級で日本一を狙う岡本塁=西宮市の報徳高

 相撲の全国高校選抜大会を兼ねた第74回全国高校新人選手権で、岡本塁(報徳)が個人100キロ級で初優勝した。兵庫勢の個人戦制覇は、55大会ぶりの快挙。中学時代に敗れた強敵に雪辱し、つかみとった栄冠だった。

 大会は3月に高知市で開かれた。ヤマ場は準決勝。2021年夏の全国高校総体(インターハイ)100キロ級王者、工藤佳太(岩手・平舘)と顔を合わせた。

 「相撲は何が起こるか分からない。強い人でも負ける。その駆け引きが面白い」。そう競技の魅力を語る岡本は、土俵上で工藤をつぶさに観察した。立ち合いが2度不成立となったが、ともに相手のミス。表情からも焦りが伝わってきた。左前まわしを取る岡本の型を警戒する様子も踏まえ、思い切って左から突き落とし、勝ち名乗りを受けた。

 工藤とは報徳中3年生の時、全国都道府県中学選手権の代替行事「元日相撲」で対戦。圧倒的なパワーに屈していた。それから2年。「ここが勝負」とリベンジ戦を制し、頂点へ駆け上がった。

 兵庫県宝塚市出身。小学5年生で相撲を始めたのは偶然だった。塁という名の通り、父親の願いに応えて始めた野球は「全く打てなくて嫌になった」。相撲大会のチラシに興味を持ち、参加してみると兵庫県予選を勝ち上がって全国大会へ。地元の強豪、報徳中に入った。

 中学時代は目立った成績を残せず、高校では挫折も味わった。昨春の全国選抜大会の無差別級でベスト32に入り、自信をつかみかけたところで右脚の付け根を痛めた。インターハイ出場を逃し、けが明けはすり足などの基礎と筋力トレーニングを徹底。「脚が動くようになり押し負けなくなった」と急成長を遂げた。

 報徳勢としても県勢としても、個人戦優勝は第19回大会(当時は無差別級のみ)の福田耕治・同校元監督まで半世紀以上さかのぼる。大相撲の幕下大辻ら、報徳OBからも祝福を受けた18歳。夏のインターハイまでに体重を115キロまで増やし、次は無差別級の栄冠を狙う。(有島弘記)

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