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大学・一般男子400メートルリレー初出場で初優勝を狙う野川大地(右)らELITEの選手たち=神戸市灘区、王子スタジアム
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大学・一般男子400メートルリレー初出場で初優勝を狙う野川大地(右)らELITEの選手たち=神戸市灘区、王子スタジアム

 陸上の日本グランプリシリーズ、第71回兵庫リレーカーニバル(兵庫陸上競技協会、神戸新聞社など主催)は22日、神戸市須磨区のユニバー記念競技場で開幕する。小学生から国内トップ選手まで、好記録を目指して熱戦を展開。23日までの2日間でグランプリ12種目のほか、男女のリレー計8種目、男女のトラック、フィールド競技計23種目を行う。開幕を前に、リレーの注目チームを紹介する。

 大学・一般男子400メートルリレーに初出場するELITE(エリート)は、実業団の住友電工OBを中心に初優勝を狙う。日ごろは陸上教室で子どもたちにランニングのいろはを指導する「かけっこの先生」たち。野川大地代表は「真剣に走る姿を通し、教え子に夢を持つ大切さを伝えたい」と強い決意でバトンをつなぐ。

 1走の野川と2走の土手啓史はともに住友電工陸上部OB。昨年1月から、三田市や伊丹市で幼稚園児から中学生までを対象に陸上教室を展開する。2人が2014年の全日本実業団対抗選手権男子400メートルリレーで樹立した38秒94の兵庫記録はいまだに破られておらず、土手は「優勝が最低条件。子どもたちに刺激を与えられる走りを」と闘志を燃やす。

 3走は野川代表がインスタグラムで募り、2018年に西宮神社の「開門神事福男選び」で一番福に輝いた佐藤玄主(市尼崎高出身)が立候補。住友電工OBのアンカー藤沢亮輔まで精鋭がそろい、今年に入って仕事の合間を縫ってバトンパスの練習を重ねてきた。

 「リレーカーニバルは兵庫の陸上競技者が必ず通る道。社会人になってもリレーに挑める経験を楽しみたい」と佐藤。思いを一つに、もう一花咲かせてみせる。(長江優咲)

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