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4月22日の横浜M戦で途中出場したイニエスタ=ノエビアスタジアム神戸
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4月22日の横浜M戦で途中出場したイニエスタ=ノエビアスタジアム神戸

 ボール保持重視の「バルサ化」を脱し、強度の高いプレーでJ1首位を走る神戸に、38歳のMFイニエスタは適応しづらかったのか。今季のリーグ戦出場はわずか2試合で、どちらも終盤のみ。今月3日のアウェー名古屋戦では6節ぶりにベンチを外れていた。

 神戸で6年目となる今季、世界的司令塔は足を痛めて出遅れ、第5子出産立ち会いで母国スペインに帰国したのも重なって、チーム合流は3月中旬。同26日のルヴァン・カップの横浜FC戦で公式戦初出場を果たし、先制点の起点になった時には「調子はいい。監督次第でプレーできる」と今後の出場に意欲的だった。

 ただ、今季の神戸は豊富な運動量で前線からプレッシャーをかける守備と、ショートカウンターを武器に好調を保っている。4月9日の新潟とのリーグ戦後には、吉田孝行監督が「チーム状況もいいのでメンバーは替えづらい」と話し、イニエスタの起用は限定的になる見通しを示していた。

 イニエスタは同日、チームの今季のスタイルについて報道陣に問われた際、「どういうプレーをするかより、勝ち点を重ねることが重要」と話すにとどまっていた。(藤村有希子)

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