兵庫県予選を制し、全国舞台へ意気上がる男子・市尼崎の選手たち=西宮市ライフパートナーアリーナ(いずれも撮影・長嶺麻子)
兵庫県予選を制し、全国舞台へ意気上がる男子・市尼崎の選手たち=西宮市ライフパートナーアリーナ(いずれも撮影・長嶺麻子)

 バレーボールの第76回全日本高校選手権(春高バレー)は来年1月4日、東京体育館で開幕し、男女各52校が参加する。兵庫勢の男子は、25年連続36度目の出場となる市尼崎が東海大相模(神奈川)と1回戦で激突。5年連続39度目の出場を決めた女子の氷上は、1回戦で福岡女学院と顔を合わせる。(今福寛子)

 市尼崎は1、2年生主体の若いチーム。U18日本代表候補にハントラクル星、吉田、下村の1年生3人が選ばれるなど有望株がそろい、3年ぶりの4強進出を視野に入れる。

 エースのハントラクル星は186センチの高さから打ち込むだけでなく、強烈なジャンプサーブ、安定感のあるサーブレシーブと攻守にバランスがいい。跳躍力を生かしたスパイクが持ち味の2年生宇原は前回の春高を経験。「今回は自分が引っ張りたい」と自覚十分だ。