告示まで4カ月を切った西宮市長選(来年3月22日告示、同29日投開票)は、現職と新人2人の三つどもえの構図から一転し、一騎打ちの様相が強まっている。10月に立候補を表明した市議が急きょ、「反現職」勢力の結集を理由に取りやめを表明。自民党と日本維新の会による連立政権発足の影響も選挙の行方を左右するか注目される。(堀内達成)
■自民は新人推薦 政権の構図影響も
「分裂は避けられないだろうか?」。1日に立候補の取りやめ会見をした市議の渋谷祐介氏(51)は、同じく出馬を表明していた元市議の田中正剛氏(50)から、こう持ちかけられたと明かした。

























