男子400メートル(車いすT52)決勝 世界記録保持者のマキシム・カラバン(奥)に食らいつき、銀メダルを獲得した佐藤友祈(左)=21日午後、神戸市須磨区緑台、ユニバー記念競技場(撮影・大田将之)
男子400メートル(車いすT52)決勝 世界記録保持者のマキシム・カラバン(奥)に食らいつき、銀メダルを獲得した佐藤友祈(左)=21日午後、神戸市須磨区緑台、ユニバー記念競技場(撮影・大田将之)

 パラ陸上の世界選手権第5日の21日、神戸市須磨区のユニバー記念競技場で今大会屈指の注目レース、男子400メートル(車いすT52)があった。

 東京パラリンピック王者の佐藤友祈(モリサワ)と前回パリ大会の覇者マキシム・カラバン(ベルギー)の対決。佐藤は開幕直前、競技用車いす「レーサー」が壊れるアクシデントに見舞われたが、「心は折られずに立ち上がった」と、カラバンに続く57秒98で銀メダルを確保した。