Ｊ１神戸は１１日、元日本代表ＤＦ酒井高徳（３３）が、右足薬指の骨折で全治８～１０週間の見込みと診断されたと発表した。６月３０日にノエビアスタジアム神戸（神戸市兵庫区）であった第２１節鹿島戦で負傷し、前半で交代していた。
酒井は不動の右サイドバックとして昨季の初優勝に貢献し、ベストイレブンに選ばれた。加入６季目となった今季も出場２１試合中１９試合にフル出場し、強度の高い守備と果敢な攻撃参加で、攻守の要となっていた。連覇に向け、現在の４位から後半戦に巻き返しを狙う神戸にとっては痛手となる。（井川朋宏）
