明治安田J1リーグ第36節最終日の10日、首位の神戸は、味の素スタジアム(東京都調布市)で東京Vと対戦する。リーグ前半に0-1で惜敗した相手。J2長崎から加入し、夏場から存在感を増すMF鍬先(くわさき)祐弥(26)が、神戸で成長した要因や、終盤戦の意気込みを語った。一問一答は次の通り。
-出場機会が限られたリーグ前半に意識したことや、支えになったことは。
「うまくいかない時はメンタル的に難しいことが多かったが、自分が活躍している場面を想像し、気持ちを持ち上げていた。特にベテラン選手が声をかけてくださって、支えになった。『自分の特長を出していけ』と言われ、今につながっている。負けたくない気持ちが強かった。見返してやりたい気持ちが大きかった」
-今はどのような特長を出せているか。
「神戸は前線からボールを取りにいくので、求められる運動量や、球際の強さなど守備面で自分の良さを出せてきている」