後半、宮代(右から3人目)のゴールを喜ぶ神戸イレブン(撮影・斎藤雅志)
後半、宮代(右から3人目)のゴールを喜ぶ神戸イレブン(撮影・斎藤雅志)

 サッカー日本一を決める第104回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、共同通信社、NHK共催)は23日、東京・国立競技場で決勝が行われ、神戸がG大阪を1-0で退け、5大会ぶり2度目の頂点に立った。優勝クラブには1億5千万円が与えられる。神戸は後半にロングボールを起点とした攻撃から、最後はこぼれ球に反応した宮代が均衡を破った。2連覇が懸かるJ1は2冠の可能性がある。G大阪は9大会ぶり6度目(前身の松下電器時代を含む)の制覇はならなかった。関西勢による決勝は1953年度の全関学-大阪クラブ以来で71大会ぶり。

神戸1-0G大阪

 総力戦でつかんだ栄冠に、狂喜ではなく充足感が広がった。6試合で出場した計27人分の執念がこもった90分。決勝で初先発した大迫は「全員でつないだ大きなタイトル」と誇った。