報徳-仙台育英 後半、報徳の村田がトライを決める=27日午後、大阪府東大阪市の花園ラグビー場(撮影・大田将之)
報徳-仙台育英 後半、報徳の村田がトライを決める=27日午後、大阪府東大阪市の花園ラグビー場(撮影・大田将之)

 第104回全国高校ラグビー大会は27日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開幕し、兵庫の報徳(兵庫)は52-3で仙台育英(宮城)に大勝し、初戦を突破した。

 9大会連続50度目の出場を果たした報徳は前半、WTB村田一真、大城健富のトライなどでリード。後半には村田がさらに2本を決めたほか、ナンバー8西本龍太(りょうた)主将、CTB赤穂晃太郎、途中出場の寺本大睦、長(ちょう)一輝のトライなどで大きく突き放した。村田は計3トライを挙げ、ハットトリックを達成した。

 守っては前半のPG1本による3点に抑え、試合を通してトライを許さなかった。

 報徳は9大会連続50回目の出場。2回戦は30日にBシードの目黒学院(東京第1)と対戦する。