「ウィッシュリスト」をテーマにしたイベントの展示。子どもたちのアートを飾っている=2024年4月、大阪市北区、阪急百貨店梅田本店
「ウィッシュリスト」をテーマにしたイベントの展示。子どもたちのアートを飾っている=2024年4月、大阪市北区、阪急百貨店梅田本店

 ファミリア(神戸市中央区)の岡崎忠彦さん(56)は2011年に社長に就いた。当時は少子化の進行で市場が縮小する一方、百貨店を中心に店舗網を拡大させた影響で業績が低迷していた。神戸・西元町にあった本社の売却を決めたり、店舗数を削減したりして立て直しを図ると同時に、会社のカルチャーの変革に取り組んだ。

 2015年に「子どもの可能性をクリエイトする」という企業理念を立てました。子ども服屋さんから、子どもを中心にしたコンテンツを開発する企業になろうと。どんな時代でも子どもはすごく大事。それに「子ども」って、すごい未来志向な言葉なんですよね。そういうキーワードをコンセプトに持っている会社って、すごく強いと思う。