ラグビーの近畿高校大会第2日は16日、神戸市須磨区のユニバー記念競技場などで準々決勝があり、関学が19-17で報徳との兵庫勢対決を逆転で制して4強入り。2年ぶりの全国高校選抜大会出場を決めた。関学が報徳に勝つのは、2020年秋の全国高校大会兵庫県予選決勝以来で5年ぶり。
関学は10点ビハインドで迎えた後半16分にWTB浜田啓太のトライで追い上げると、同27分にゴール前の混戦からナンバー8植田翔来(とらい)のトライで追い付いた。続くコンバージョンキックをCTB鈴木大裕が沈めて勝ち越し、2点差を守り切った。
報徳は22日にある選抜大会近畿第5代表決定戦に回り、2年ぶりの選抜出場を懸けて常翔学園(大阪)と当たる。
3月22日に埼玉県熊谷ラグビー場で開幕する選抜大会には近畿大会の上位6校が出場する。