ミラノ・コルティナ冬季五輪で(奥左から)グレアム充子コーチ、中野園子コーチ、渡部文緒トレーナーに見送られ、リンク中央へ向かう坂本花織=2月19日、ミラノ
ミラノ・コルティナ冬季五輪で(奥左から)グレアム充子コーチ、中野園子コーチ、渡部文緒トレーナーに見送られ、リンク中央へ向かう坂本花織=2月19日、ミラノ

 フィギュアスケート女子でミラノ・コルティナ冬季五輪銀メダルの坂本花織(シスメックス、神戸市灘区出身)が、25日開幕の世界選手権(プラハ)で現役最後の試合に挑む。ペアで金メダルを獲得した三浦璃来(木下グループ、宝塚市出身)、木原龍一(木下グループ)組とともにトレーナーとして支えてきた渡部文緒さん(51)=札幌市=は「あれだけの練習をもう一度するのはつらいと思うけど、(五輪後に)改めて挑める。それはすごいこと」。最後まで走り抜ける坂本に、渡部さんも全力で伴走する。(船曳陽子)

■「桁違い」の体幹や脚力

 氷上での技術を指導するのがコーチなら、土台となる体をつくるのがトレーナー。トレーニングを考え、体をケアする。渡部さんはかつて男子五輪メダリスト高橋大輔さんのトレーナーを務め、2022年北京五輪後から坂本、2年前から三浦と木原のりくりゅうペアを担当してきた。