1回戦を突破し、スタンドへ駆け出す東洋大姫路の選手たち=20日午後、甲子園球場(撮影・大田将之)
1回戦を突破し、スタンドへ駆け出す東洋大姫路の選手たち=20日午後、甲子園球場(撮影・大田将之)

 第97回選抜高校野球大会第3日は20日、西宮市の甲子園球場で1回戦があり、地元兵庫の東洋大姫路は21世紀枠で初出場の壱岐(長崎)に7-2で逆転勝ちし、2008年以来17年ぶりに初戦を突破した。

 東洋大姫路は一回に2点を失ったが、四回に渡辺裕太三塁手が適時二塁打。1点差に迫ると、五回には主将の渡辺拓雲二塁手が同点打を放ち、高畑知季遊撃手の適時三塁打で勝ち越し。さらに木村颯太一塁手の適時打などで突き放し、一挙5点を奪った。二回から登板した木下鷹大投手が最速147キロの直球を武器に8回2安打無失点と好投し、リードを守った。

 3年ぶり9度目の出場となる東洋大姫路は、甲子園大会では2011年夏以来の白星。2回戦は24日の第7日第3試合で、広島商-横浜清陵(神奈川)の勝者と対戦する。(初鹿野俊)

【東洋大姫路】1963(昭和38)年に開校した兵庫県姫路市の私立校。同年創部の野球部は2025年春を含め春9度、夏12度の甲子園大会出場を誇り、77年夏には優勝した。春の最高成績は4強で4度(76、79、2003、08年)。直近では22年春に出場し、1回戦で敗退した。プロ野球に進んだ卒業生は山川猛氏(元西武、阪神)、弓岡敬二郎氏(元阪急、オリックス)、松本正志氏(元阪急)、宮本賢治氏(元ヤクルト)、豊田次郎氏(元オリックス)、長谷川滋利氏(元オリックス、米エンゼルス、マリナーズ)、嶋尾康史氏(元阪神)、乾真大氏(元日本ハム、巨人)林崎遼氏(元西武)ら。現役では松葉貴大(中日)、原樹理(ヤクルト)、甲斐野央(西武)、岩田幸宏(ヤクルト)がいる。

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