ビオトープの生き物を調べる(右から)藤井菜々美さんと幸長正樹君、北岡樹君=丹波市氷上町石生
ビオトープの生き物を調べる(右から)藤井菜々美さんと幸長正樹君、北岡樹君=丹波市氷上町石生

 氷上回廊水分れフィールドミュージアム(丹波市氷上町石生)のビオトープで、県内の小中学生3人が水中の生き物の調査を続けている。ミュージアムが施設近くに人工池を作ったのが2021年春。以来約2年半、2週間ごとに網で水底をすくって生物の数を記録し、研究発表の場にも参加する。職員や専門家、親に支えられ、大好きな生き物への関心を深めながら自主性や社交性を身に付けている。(那谷享平)