新属新種の角竜「ササヤマグノームス」のイメージ図を手に笑顔を見せる足立洌さん(右から2人目)ら=3日午後、兵庫県庁
新属新種の角竜「ササヤマグノームス」のイメージ図を手に笑顔を見せる足立洌さん(右から2人目)ら=3日午後、兵庫県庁

 丹波篠山市の宮田地区で、2007~08年に発掘され、県立人と自然の博物館(三田市)のスタッフらによる研究で新属新種の角竜類であることが判明した恐竜化石。トリケラトプスなどの原始的な仲間で「ササヤマグノームス・サエグサイ」と学名に、篠山の地名も冠された。7月末に同館が、丹波篠山市で10、11年に見つかった化石は、鳥につながる恐竜の新属新種であることが判明したと発表したばかり。相次ぐビッグニュースに、地元でも喜びの声が広がった。(堀井正純、秋山亮太)