クビアカツヤカミキリの被害状況を再現した木を見学する講習会の参加者ら=丹波篠山市網掛
クビアカツヤカミキリの被害状況を再現した木を見学する講習会の参加者ら=丹波篠山市網掛

 寒さが和らぎ、冬ごもりをしていた虫たちが動き始める時期。丹波地域で今、身近にいないか注意したい虫がいる。特定外来生物の「クビアカツヤカミキリ」。桜や梅など、なじみの木々に深刻なダメージを与える可能性があり、兵庫県内でも近年被害が拡大している。専門家によれば対策には冬季の幼虫探しが重要という。丹波地域でも講習会があり、市内外の20人が手がかりの見つけ方などを学んだ。(秋山亮太)