神事の後、「円筒分水工」から水が流れ出し、歓声を上げる児童たち=加古川市志方町原
神事の後、「円筒分水工」から水が流れ出し、歓声を上げる児童たち=加古川市志方町原

 田植えに合わせてため池から集落に水を流す「樋(ひ)抜き」が27日、加古川市志方町原の大池で行われた。地元町内会や水利組合などの関係者らが参加し、水利の安定や五穀豊穣(ごこくほうじょう)を願う神事「樋抜きの儀」が行われ、取水口が開かれた。農地への水の供給は6月4日から始まる。

■「ため池の大切さを記憶に残してもらえたら」