青森県八戸市の自宅アパート隣室に放火して全焼させ、住人女性を殺害した疑いで無職中田恵美子容疑者(51)が逮捕された事件で、中田容疑者と服装が似通った人物が出火当日の朝からアパート周辺を不自然に行き来していたことが10日、捜査関係者への取材で分かった。女性は外出していたといい、県警は、待ち伏せていた可能性があるとみて調べている。

 また遺体のあった居室で検出された油の成分は、県警による鑑定で灯油だったことも判明。捜査関係者によると、女性宅からは燃え残ったポリタンクが見つかった。

 事件は8月25日午前10時半ごろに発生。死因は焼死だった。