【ロサンゼルス共同】射殺された米国の保守系政治活動家チャーリー・カーク氏の妻エリカさんが12日、西部アリゾナ州フェニックスで演説し「夫が築いたものは死なない」と述べ、伝統的な価値観を若者に伝えたカーク氏の活動を続けると表明した。トランプ大統領に対し、事件後の支援などに感謝し「夫はあなたを愛していた」と語った。

 事件は、カーク氏が創設した政治団体の活動で、各地の大学を巡って学生らと討論するツアーの訪問先で起きた。エリカさんは、ツアーは中止せずに行われると明らかにした。カーク氏は昨年の大統領選でトランプ氏の勝利に貢献した。