新潟県は9日、同県胎内市の養鶏場での高病原性鳥インフルエンザ疑いは、遺伝子検査の結果、陽性と確認されたと発表した。県によると、養鶏場での確認は市内の別の養鶏場と北海道2例に続き今季4例目。採卵鶏約28万羽の殺処分を始めた。

 8日朝、養鶏場から県下越家畜保健衛生所へ「死ぬ鶏が増えている」と連絡があった。現場から半径10キロ圏内の養鶏場の計約86万5千羽と卵などの移動や搬出を禁止している。