フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯に出場した日本選手が9日、大阪府門真市の東和薬品ラクタブドームで取材に応じ、一夜明けた感想を語った。
女子で大会2連覇を果たした前世界女王の坂本花織(シスメックス、神院大出身)は、来年のミラノ・コルティナ五輪の代表選考で重要な位置付けとなるGPファイナル(12月4~6日・名古屋)への進出を決めた。「去年は課題がたくさんあったが、今年は(通年営業型新リンクが神戸市内にできたことで)環境が変わり、たくさん練習が積めるようになった。どんどん加速していけるような試合が連続してできて。今はこの波に乗っていこうという感じ」と力強く語った。
今季限りでの現役引退を表明しており、地元関西でのGP大会は今回が最後となる。「めったにない機会にいろんな人にいい演技が見せられて、少しは恩返しできたかな。表彰式ではいろんな人が(名前を)呼んでくれた。たくさんメッセージももらえてめっちゃうれしかった」と感謝していた。(船曳陽子)
























