日航国際線の機長が乗務前日に飲酒してハワイ便が遅れた問題で、同社は28日、再発防止策を国土交通省に再提出した。健康診断などで過度な飲酒傾向のパイロットを早期に発見し治療をサポートすることなどを追加した。当初の防止策を9月にまとめた際、会社側が一方的にルールや処分を厳格化したことに問題があったとし、労使で検討していた。
ハワイの飲酒問題では男性機長=懲戒解雇=が8月末、ホノルル発中部行きに乗務する前日、ホテルでビールを3本飲んだ。自主検査でアルコール検知が続いたため乗務を取りやめ、3便が最大18時間以上遅れた。
























