フェンシングの競技体験会後に取材に応じる山田優(右端)ら=11日、東京都世田谷区の駒沢体育館
 フェンシングの競技体験会後に取材に応じる山田優(右端)ら=11日、東京都世田谷区の駒沢体育館

 フェンシング男子エペ団体で2021年東京五輪「金」、24年パリ五輪「銀」メダルの31歳、山田優(SAGAスポーツピラミッド)が11日、東京都内で取材に応じ、28年ロサンゼルス五輪を目指すと明言した。「地元が三重県なので元々は(来年の)名古屋でのアジア大会で引退と考えていたが(再び)五輪に立ちたいと思って2年延ばした」と話した。

 「弟のようにかわいがっている」という後輩で、パリ五輪代表から落選した松本龍(飯野物産)に「もう一度、優さんと五輪を目指してやりたい」と言われたことが翻意のきっかけだと明らかにした。この日は女子フルーレの宮脇花綸(三菱電機)らと競技体験会で講師を務めた。