【マニラ共同】シドニーの銃乱射事件で、容疑者2人が事件直前にフィリピンで「軍隊式の訓練」を受けたと複数のオーストラリアメディアが報じたことを巡り、フィリピン政府は17日、自国内での訓練実施は「確認できない」とする声明を発表した。
2人が滞在したとみられる南部ミンダナオ島で、過激派組織「イスラム国」(IS)系のテロ組織は治安部隊の掃討作戦で大幅に弱体化していると主張。滞在期間は短いことから、仮に訓練が実施されていても「意味のある訓練は受けられなかっただろう」とした。
フィリピン入管当局によると2人は11月1日に入国し、28日にオーストラリアへ向け出国した。
























