民放連の早河洋会長は18日の定例記者会見で、来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)など国際スポーツイベントの放送権料が高騰していることについて「地上波放送は年々難しくなっている現実がある。(スポーツ振興のため)放送は重要だが、採算を度外視するわけにもいかない」と述べた。
WBCは、国内での独占放送権を米動画配信大手ネットフリックスが獲得。地上波中継については、録画放送を含めて予定はないとしている。
今年の放送業界を振り返っての所感を問われた早河会長は「放送として公共の役割を果たすにはガバナンス(企業統治)がしっかりしていないといけないと各局がかみしめた」と語った。
























