22日、モスクワで車が爆発し、ロシア軍中将が巻き込まれた現場(ロシア連邦捜査委員会提供・共同)
 22日、モスクワで車が爆発し、ロシア軍中将が巻き込まれた現場(ロシア連邦捜査委員会提供・共同)

 【モスクワ共同】ロシア連邦捜査委員会は22日、首都モスクワで車が爆発し、ロシア軍のファニル・サルワロフ中将が死亡したと発表した。ウクライナ軍の特殊部隊が関与した可能性を視野に捜査している。

 ロシアメディアなどによると22日朝、駐車場で車の底部に設置された爆発物が爆発。サルワロフ氏は2016年以降、軍の作戦訓練部門を統括していた。

 モスクワ郊外でも今年4月、ロシア軍中将のヤロスラフ・モスカリク参謀次長が車の爆発で死亡。ロシア政府は、ウクライナの特務機関が殺害したと見なす根拠があるとの声明を発表した。