22日、兵庫県西宮市の男性会社員(50)が「交流サイト(SNS)で知り合った相手に約50万円相当の暗号資産(仮想通貨)をだまし取られた」と県警西宮署に届け出た。同署が詐欺容疑で調べている。
同署によると、男性は11月1日、動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」で「LINE(ライン)で友だちになりませんか」などとメッセージを受けたという。
男性はエミリーと名乗る人物とLINEでやりとりし「男性の精子を募集している」「テストに合格したら女性を妊娠させる権利と30万ドルを渡す」と副業を持ちかけられたという。
その後「最後の5人までに残っている」「最後の1人に選ばれなくても3万ドルもらえるが、税金の振り込みが必要」と言われ、2回にわたって約50万円相当の暗号資産を相手の指定先に送金したという。
男性は調査会社に相談して、詐欺に気付いたという。
























