兵庫県警の主な懲戒事案(2025年)
兵庫県警の主な懲戒事案(2025年)

 兵庫県警外事課で、多数の処分につながる不祥事が明らかになった。2日前には別の部署でも警察官9人がオンラインカジノ賭博の疑いで書類送検されていたことが判明。いずれも近く懲戒処分が下される。県警では今年すでに32人(11月末現在)が懲戒処分を受け、21年ぶりに30人を超えた。今回の2件を加えると過去最多の40人超となるのは確実で、不祥事に歯止めがかからない状況だ。

 警察庁によると、今年の上半期に懲戒処分を受けた警察官や職員は154人に上り、過去10年で最も多かった。中でも兵庫県警は20人でワーストだった。