東京24区で当選を決め、万歳する自民党の萩生田光一氏(中央)=8日、東京都八王子市
 東京24区で当選を決め、万歳する自民党の萩生田光一氏(中央)=8日、東京都八王子市

 8日投開票の衆院選では、自民党派閥裏金事件に関係した公認候補ら44人中、旧安倍派の萩生田光一幹事長代行(東京24区)ら42人が当選を果たした。2024年前回選で落ちた元職の下村博文元文部科学相(東京11区)ら24人が国会議員に返り咲いた。落選は杉田水脈氏(大阪5区)ら2人だった。

 当選したのは旧安倍派39人、旧二階派3人。小選挙区で33人が勝ち抜き、4人が比例復活、5人は比例単独だった。

 高市早苗首相は裏金関係議員の要職起用に前向きだ。自民内には2度の国民の審判を受けて「みそぎが済んだ」との見方がある。古屋圭司選対委員長は8日夜「有権者から、はっきり審判をいただいた」と言及した。一方、鈴木俊一幹事長は9日「当選をもって全てが終わったと捉えてはならない」と記者団に語った。

 萩生田氏とともに旧安倍派の有力者「5人組」とされた松野博一元官房長官(千葉3区)、西村康稔選対委員長代行(兵庫9区)、離党し無所属で出馬した世耕弘成元参院幹事長(和歌山2区)の3氏は24年に続き当選した。