4年前と同じ轍を踏まなかった。10日のフリースタイルスキーのモーグル予選で、男子モーグルの堀島行真はゴールと同時に右手を突き上げる快走。銅メダルを獲得した前回北京五輪は予選1回目で乱れて2回目に回ったが、この日はトップで一発通過。ただ一人、80点台をたたき出し「大きなミスはないと思う」と充実感をにじませた。
第1エアでダブルフルツイストを決めて波に乗った。長らく苦手意識のあった技で、前回は完成度の低さから回避。「五輪のトラウマみたいなものだった」という呪縛を乗り越え、躍動感あふれる滑りにつないだ。軸をずらした3回転技も成功。大技のコーク1440を使うことなく、2位に5点以上の大差をつけた。
9日の公式練習では、試合の流れを想定して補食や休憩を取るなど入念に準備。この日は朝食を食べられないほどの緊張感に包まれたが「プラン通りにできた」とうなずいた。
昨年3月のW杯で優勝した好相性の会場で好発進。「ここから、しっかり自分のやるべきことをやりたい」と悲願の金メダルを見据えた。(共同)























